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心筋梗塞

心筋梗塞について

心筋梗塞とは、心臓の筋肉(心筋)に血液を送る動脈(冠動脈)の病気で、冠動脈が完全にふさがり、心筋に血液が流れなくなった状態です。心筋が壊死し、重症の場合は死に至ることもあります。

 

心筋梗塞を引き起こす原因

・心筋梗塞の一番の原因は動脈硬化です。動脈硬化は、心臓から身体中に血液を送る働きを持つ動脈が硬くなり、血管がもろくなる病気です。動脈硬化には、「細動脈硬化」、「粥状動脈硬化」(アテローム硬化)の2種類があります。一般に知られている動脈硬化は粥状動脈硬化のことを指し、狭心症や心筋梗塞を招きます。粥状動脈硬化は血中コレステロールとの関係性が指摘されています。

 

動脈硬化の原因

動脈硬化の原因は、加齢、喫煙、肥満、メタボリックシンドローム、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、高血圧、高尿酸血症(痛風)などがあります。

 

心筋梗塞はいつ起こるのか?

冬は夏よりも心筋梗塞を起こす確率が1.5倍高いといわれます。寒さで血管が収縮しやすくなるからです。血管が収縮すると血流が悪くなり、血圧が上がります。加えて、血管壁に溜まったコレステロールの塊がはがれて血栓になり、狭くなった血管内腔に詰まりやすくなります。

 

心筋梗塞が起こりやすい時間帯とは?

心筋梗塞が起こりやすい時間帯といわれているのは、起床後の身体が徐々に目覚める8時~10時頃と、疲労が蓄積されている20時~22時頃です。

 

心筋梗塞の前兆とは?

心筋梗塞の前兆は狭心症の発作です。心筋梗塞の前触れ症状。狭心症の発作からくる胸の痛みや不快感により、無意識に胸を触るようになります。心臓からの放散痛により、実際痛むのは心臓なのに、神経の信号が左首や左肩に走り、首が回らない、左肩や背中、左腕から小指にかけてが痛いという症状が起きます。また、心臓と食道が近いことから、ゲップやしゃっくり、食べ物が逆流するような吐き気やむかつきを感じることもあります。他にも、のどをゼーゼー鳴らすような呼吸、声の出しにくさ、冷や汗、不整脈、歯の痛みや奥歯の下の痛み、だるさ、頻尿、むくみが表れることがあります。

 

心筋梗塞の症状の特徴

・胸の広範囲(みぞおちや腹部のあたり)で圧迫感や焼けるような激しい痛みが30分以上続きます。痛みから呼吸が苦しくなり、冷や汗や脂汗が出たり吐き気や胃痛などの症状が表れます。心筋は発作から15分後に壊死を起こし始め、2時間後には完全に死んでしまいます。壊死が進むと心臓が正常に機能しなくなりショック状態に陥ります。顔色は紫色(チアノーゼ)になり、血圧の低下や呼吸困難、冷や汗、嘔吐、意識障害などを起こします。

 

心筋梗塞の予防

ウォーキングなどの有酸素運動、食生活、炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミン・ミネラルなど、バランスのよい食事。禁煙。お酒を飲み過ぎない。水分補給。

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